【来春販売予定】まるごと神津 島スープ!~開発ストーリー~
島民や観光客に愛されている神津島の家庭料理「明日葉汁」を全国に広め、
神津島の美しさと魅力をたくさんの人に知ってもらいたい!
神津島は人口2000人弱、面積18㎢の小さな島で青い海と花の百名山として登録されている天上山が美しい島です。神津島の主な産業は漁業、農業、観光業ですがまだまだ全国的には知られていません。
そこで、神津島の安心安全なキンメダイと明日葉を利用した島ならではの「島スープ」を開発して大人から子供まで愛される商品、保存が利きいつでもどこでも気軽に召し上がってもらえる商品、口にした瞬間に神津島の情景が浮かび、まるで離島を旅しているかのようなあったかい気持ちになれる商品を作りたいと考えています!
『島スープ』をきっかけに東京から南へ180キロに位置する自然豊かな離島があることを知ってもらい、
ぜひ足を運んでもらいたい!
神津島は東京のJR浜松町駅から徒歩10分の場所にある竹芝桟橋より高速ジェット船で3時間半の場所にある小さな島です。また、調布空港から飛行機を利用すると45分で島へアクセスできます。
不便ながらも大人も子供も島民が元気に生活をしている姿をみていただくことで、きっと観光客の皆さんにも元気のおすそ分けができると信じています。
地元の素材を商品化することで島と島民を元気にしたい!
このプロジェクトでは、秋に収穫される明日葉とキンメダイを加工して島スープの販売を開始したいと計画しています。明日葉、キンメダイの一次加工は島内で行います。一番大切なスープの出汁づくりは、キンメダイのことを知り尽くした神津島漁協の女性部の皆さんの手作りで、まさに神津島の海と山の幸を集結させた究極のスープと呼ぶにふさわしい商品です。
神津島に来島してくださる観光の方向けに島内での販売、全国各地で行われる神津島の物産展での販売、そして都内のアンテナショップや東京竹芝桟橋での販売を予定しております。
神津島の特産品を使って若い漁師や農家がもっともっと活躍できる島にしたい!
農業に関しては、生命力が強く健康食品としても最近注目を浴びているセリ科の野菜「明日葉」を多く生産しています。明日葉はスパイシーな味が特徴のハーブの様な葉物です、ビタミンA、ビタミンC、葉酸、ビタミンB1・B2のビタミン群やカルシウム、カリウム、鉄など栄養が豊富です。また、明日葉のカルコン類という健康成分には、抗菌、抗酸化、抗炎症作用があり、血栓ができるのを抑えたり、内臓脂肪を解消する働きもあり、昨今、人気の健康食品です。
明日葉は今日積んでも明日には新芽を出すことから名づけられた野菜で島では学校給食にも利用されるほど馴染みのある素材です。子供のころから明日葉を食べているせいなのか神津島のお年寄りはとっても元気なんですよ。
神津島を代表する高級魚:キンメダイの加工に初挑戦?!
出汁はキンメダイの粗のみを、そしてスープの具にもキンメダイを!
漁業に関しては近年、神津島で多く水揚げされている魚が「キンメダイ」です。キンメダイは神津島を代表する高級魚として知られており、特に神津島産は脂がのってて美味しいと評判です。
一般的な調理方法は煮つけですが、もっと気軽にキンメダイを食べてほしいという思いから、島スープの出汁にはキンメダイの粗のみを利用、そして具にもキンメダイの身を利用しました。
また、これまで魚の加工品と言えば、干物などが一般的でしたが、鮮度のいいものをフリーズドライに加工することで、魚が苦手な方にも召し上がっていただけたらと願っております。
島民や観光客からアイデアを募り、みんなで作った島スープ
今回のプロジェクトは島民や観光客の方の意見を反映させた商品づくりを目指し、民宿のおかみさんや農協などと共同でおこないました。検討会→試作→検討会→試作を繰り返し、レシピ開発からパッケージデザインまで行いました。
島スープのレシピ(どんな具をいれて、どんな味にするか)については島民から広くアイデアを募り、「島スープ レシピコンテスト」を開催しました。また、スープのパッケージについても神津島空港と調布空港にパッケージ案を設置し、投票形式で決めるなど、観光客からのアイデアも取り入れたスープに仕上げました。
そんなみんなの気持ちとアイデアがたっぷりこもった、神津島の島スープをぜひたくさんの方に食べていただき、東京都にある小さな島、神津島の魅力を知ってもらいたいと思います。
来春の発売をお楽しみに!
島スープ製作チーム 一同