すべての物語は、ここから。 神津島に語り継がれる 「水配り伝説」

そのむかし伊豆諸島の神々が神津島の天上山に集まり、会議をひらきました。

命の源である「水」を、島々でどのように分けるのがよいか。

議論を重ねても決着がつかなかったため翌朝、天上山に来た順に水を分配しようということになりました。

天上山に集う神々が水を分けあっているイラスト

次の日、一番乗りの神様から順番に水が分けられていきました。

しかし最後にやってきた神様は、寝坊してしまい、ほとんど残ってない水を見て激怒。

わずかに残った水に飛び込んで大暴れします。

その際、島中に水が飛び散り、全島に湧水がたくさんあるというお話しです。

最後にやってきた神様が激怒しているイラスト

神津島に降る雨。

それはかつて、神様が大切に分かち合った恵みの一滴。

そう思うと、雨音さえも島からの歓迎の声に聞こえてきませんか?

CHECK!

水配り像

神話の景色が目の前に。物語を刻む「水配り像」。

前浜海岸を歩くと、神話の情景を再現したモニュメントが姿をあらわします。

そこに集うのは、個性豊かな七人の神様たち。よく見ると、一人だけ気持ちよさそうに眠っている神様がいます。そう、彼こそが神話でうっかり寝坊をしてしまった、あの神様です。

波の音を聴きながら像を眺めていると、神々がこの島で語り合っていた遠い日の記憶が、すぐそばにあるように感じられます。

「水配り神話」についても書かれていますので、ぜひチェックしてください。

雨の日にひらく、島の楽しみ方

雨の日だからこそ味わってほしい、とっておきの場所が島のあちこちにあります。

その日の雨の強さにあわせて、お楽しみください。

  • ぽつぽつ
  • しとしと
  • ザーザー
  • ピザ、ビール、漬け丼の写真
    ぽつぽつ
    ザーザー

    水の恵みをとことん味わう 島グルメ

    旅の楽しみのひとつは、その土地ならではの“おいしい出会い”。神津島には、豊かな水に育まれた美味がそろっています。島には「東京名湧水57選」に選ばれた湧水が2つあり、その水で仕込んだ焼酎やクラフトビールが人気。島の特産・明日葉を使った料理は、ほろ苦さと爽やかな香りがアクセントになり、ビールとの相性も抜群です。さらに、黒潮の恵みを受けた新鮮な地魚も神津島ならでは。旬のお刺身や旨みをじっくり染み込ませた漬け丼は、鮮度と味わいが魅力。雨の日もお腹はすくもの。島のおいしい、をゆっくり味わってください。

  • シーキャンドルの写真
    ぽつぽつ

    太古の記憶と今日の思い出をひとつに シーキャンドル作り

    パワーストーンとしても人気の黒曜石。神津島では、火山の噴火によって生まれる黒曜石が多く産出されます。その黒曜石や貝殻、好きな素材を少しずつ重ねながら作るシーキャンドルは、今日見た景色をそっと閉じこめていくようなひととき。世界にひとつだけの宝物です。部屋に飾ってふと眺めたとき、雨音や海の景色、島で過ごした時間が、やさしくよみがえるかもしれません。

  • 神津島村郷土資料館の内観の写真
    ぽつぽつ
    ザーザー

    水の島の記憶を紐解く 神津島村郷土資料館

    雨の日は、島の物語にゆっくり触れてみるのもおすすめです。神津島村郷土資料館には、古代から現代まで、島の自然や民俗、歴史にまつわるさまざまな展示が並んでいます。島の歴史を物語る本もあり、その中には「水配り伝説」についての記述も。雨音を聞きながら、“今いる場所”の時の積み重なりを感じてみてはいかがでしょう。

    開館時間:9:00〜16:00

    休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)

    7月・8月・年末年始は無休

  • 展望露天風呂(神津島村郷土資料館)の写真
    ぽつぽつ
    しとしと

    雨音をBGMに自然と溶け合う 展望露天風呂(神津島温泉保養センター)

    雨音に耳を澄ませ温泉にゆっくり浸かる。そんな静かな時間も、雨の日ならでは。神津島温泉保養センターは、自然の岩場を活かした温泉施設。雨の日にはより幻想的な景色を見せてくれます。湯気に包まれながら深呼吸すれば、旅の疲れも、日々の忙しさも、ゆっくりほどけていくはず。館内にはレストランもあり、お風呂上がりに島の味覚を楽しみながら、のんびり過ごせます。

    ※露天風呂は水着着用、混浴となっています。

    ※営業時間・定休日の最新情報はこちらをご確認ください。

    https://www.instagram.com/kozu_hotspring/

雨の日の来島・
滞在時の注意事項

来島前に船や飛行機の運航情報をあらかじめご確認ください。また、雨の日は足元が滑りやすくなります。歩きやすい靴で、無理のない散策をおすすめします。

の日の神津島を、映画でも

映画『旅と日々』のワンシーン
© 2025「旅と日々」製作委員会

神津島を舞台にした映画
『旅と日々』

第78回ロカルノ国際映画祭で金豹賞を受賞し、世界中から注目を集めた映画『旅と日々』。

神津島は、物語の重要な舞台として描かれています。透き通る海と緑深い山々、そして静かな暮らしが息づく日常。その中でも雨のシーンは、とくに印象的です。主人公は、脚本家の李(シム・ウンギョン)。旅先での出会いを通して、自らの人生と向き合っていく姿を描いています。

神津島で撮影された数々のシーンは島の雄大な景色とともに、どこか心をほどくような空気感に包まれていて。旅の前に観れば、映画の余韻をたどるように島をめぐれます。

FAQ

雨の神津島・よくある質問

◉ 雨の日の過ごし方について

Q.

雨の日でも神津島は楽しめますか?

A.

はい。雨に包まれた島の景色を眺めたり、屋内スポットを訪れたり、宿でゆっくり過ごしたりと、晴れの日とはまた違った楽しみ方があります。

Q.

雨の日の移動で気をつけることはありますか?

A.

坂道や港まわり、遊歩道などは滑りやすくなることがあります。歩きやすく滑りにくい靴で、無理のないスケジュールでの移動がおすすめです。

Q.

雨の日の自然散策で気をつけることはありますか?

A.

山道や海辺、岩場はとくに足元が滑りやすく、風や波の影響も受けやすい場所です。天候によっては無理をせず、予定の変更もご検討ください。

◉ 来島・交通について

Q.

船や飛行機は雨でも運航しますか?

A.

雨だけでなく、海況や風の影響によって運航状況は変わります。お出かけ前に最新の交通情報をご確認ください。

東海汽船・運航状況

新中央航空・運航状況

神津島での過ごし方や各スポットの詳細は神津島観光ガイドをご覧ください。

ABOUT

神津島について

山も海も、昼も夜も、晴れても雨でも、豊かな島

東京都心から南へ約180km。神津島は、豊かな自然と暮らし、文化や歴史が寄り添う東京の離島です。島のシンボル・天上山は、「花の百名山」にも選ばれ、四季折々の植物が彩る特別な場所。雨の日には霧や雲に包まれ、幻想的な表情を見せてくれます。透明度の高い海は、色とりどりの魚たちと出会えるほか、伊豆諸島1位の漁獲高を誇る漁業の島としても知られています。さらに、2020年には東京都で初めて「星空保護区」に認定。訪れるたび、その日の天気や時間によって違う表情に出会えるのも、神津島の魅力です。

多幸湾の写真
海に囲まれた天上山の写真
星空鑑賞会の写真
島に鎮座する阿波命神社の写真
ACCESS

神津島へのアクセス

  • ◉ 東京からのアクセス

    • 大型夜行客船(東海汽船)

      出発地
      東京・竹芝桟橋(浜松町駅から徒歩約10分)
      到着地
      神津島港
      所要時間
      約12時間
      運航便数
      1日1便程度
    • 飛行機(新中央航空)

      出発地
      東京都・調布飛行場(京王線 調布駅からバス約15分)
      到着地
      神津島空港
      所要時間
      約45分
      運航便数
      1日3~4便
    • ジェット船(東海汽船)

      出発地
      東京・竹芝桟橋(浜松町駅から徒歩約10分)
      到着地
      神津島港
      所要時間
      約3時間45分(便により前後)
      運航便数
      1日1便程度
  • ◉ 下田からのアクセス

    • フェリー(神新汽船)

      出発地
      下田港(伊豆急下田駅から徒歩約20分)
      到着地
      神津島港
      所要時間
      最短2時間20分
      運航便数
      1日1便程度 ※車両・オートバイなど積載可
神津島へのアクセスを示す地図

神津島の過ごし方や各スポットの詳細はこちら

神津島観光ガイド