見晴らしのいい場所で星空を見上げたら、まずは季節のシンボルを探してみましょう。夏の大三角に冬のオリオン座。あなたが子どもの頃によく見た星座が、変わらずあるはずです。流星群の時期がわかると、流れ星を見られる確率もぐんと上がります。
カノープス
本土ではなかなか見ることが出来ない恒星で、見ると寿命が延びると言われています。神津島では例年2月の20時頃に南の空の低い位置に上がってきます。三浦湾展望台からの観賞がおすすめ。
流星群
3大流星群をはじめ、さまざまな流星群がよく観られる神津島。おすすめは12月のふたご座流星群。条件の良い年には、冬の澄んだ空に1時間に数千個という流星が出現します。
春の大曲線
北斗七星の柄の先端から、うしかい座のアルクトゥールスを通る巨大なカーブです。
夏の大三角
こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブをつなぐと、ショートケーキのような三角形になります。
秋の四辺形
明るい星が少ない秋ですが、南の空高くに4つの星が作る大きな四角形が現れます。ペガスス座とアンドロメダ座の星です。
冬の大三角
オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶと、夜空に正三角形ができあがります。
防寒具や
ブランケット
真夏以外は防寒対策を!特に冬は風が強い為、ストールや使い捨てカイロの持参がオススメ。マットやシュラフを持参すると真冬でも仰向けになって観賞できます。
懐中電灯
暗い中で星座早見盤を使ったり、物を探したりするときの必須アイテム。まぶしさを感じにくい赤い光が理想的です。
虫よけ
晩春から秋にかけては、虫よけスプレーをバッグにしのばせておくと安心です。
温かい飲み物
星空の下で冷えた体を温め、気分をホッとさせてくれます。キャンディやチョコなどの甘い物があると会話がはずみます。
星座早見盤
何月何日の何時頃、どの方位にどんな星座が見えるのかを知ることができます。神津島の座標に合わせたオリジナル星座早見盤は神津島観光協会で購入できます。
双眼鏡
子どもや女性でも手軽に持ち運べて操作も簡単。片眼で見る望遠鏡と違って両眼で見るのでストレスを感じにくいところが◎。