神津島は、昔は「神集島」と
書かれていました。
それは、事代主命という
神様が神々を集めて
伊豆の島々を作るための相談を
この島で行った…
という
伝説に由来しています。
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また、事代主命の后神を祀る
阿波命神社には、
波に洗われた砂を盛った小石を
鳥居などに供える
「潮花」という風習があります。
古代、神は海から来訪し、
海辺の砂や小石にも
神が籠るとされていました。
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神津島には、神話に由来する
古い歴史と伝統があり、
人々の信仰がそこに根付いています。
神が集いし島・神津島で、
心みちる島じかんをお過ごしください。
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神津島の
神様は
どこからきたの?
神津島に鎮座する物忌奈命神社、
阿波命神社の二社は、
格式の高い式内名神大社です。
祀られている神様は、
伊豆の神様と
深い縁があります。
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神津島の名神大社
〜名神大社とは〜
名神大社とは古代神社の社格のひとつで、古来より霊験が著しいとされる名神を祀る神社とされています。
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神津島の神々と伊豆の神様とのつながり
伊豆半島の三嶋大社に祀られている事代主命は、伊豆創世の神様として伝えられており、神津島の神々は、事代主命の后神、御子神の関係にありました。
神様と神津島の
人々との関わり
神話に由来する古い歴史と
伝統を持つ神津島は、
祖先を敬う厚い信仰が根付いており、
神社やお寺、祭りや伝統行事を
守り続ける
風習が残されています。
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漁業と祭祀の関係
「かつお釣り神事」をはじめ、神津島では漁業が神社の祭祀と密接な関係をもって行われています。
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神津島に伝わる風習
毎年、旧暦1月24日の夜に「二十五日様」という神が海から来訪し、物忌奈命神社の境内に上がってくるという伝承があります。